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再燃前立腺ガンとの闘い 南の島のG

前立腺ガンが再燃した場合、残された選択肢は少ない。化学療法によってわずかな延命を得る道を選ぶか、より高度な先進医療を受けるか、それとも・・・

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穏やかなサンセット
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2013/7/7    今年ももう七夕の季節を迎えました。
            私が前立腺がんに罹って既に丸5年が経過したことになります。
            長いようで、過ぎてみれば短いこの5年でした。
            これまで病気と向き合ってこれたのも、妻をはじめとする家族、そして身近な親戚、友人らの
            温かい支えがあったからこそと感謝する日々です。

            毎朝、仏壇に水をあげながら「おはようございます。今日も1日見守ってください」
            1日が終わって水を下げるときは「今日も1日ありがとうございました」
            と語りかけるのが、いつの間にか習慣になりました。
            別段、神仏に祈願しようという気持ちからではないのです。
            私の身近で、あるいは日本にいて、私を気遣ってくれているすべての人々に感謝したい、
            そんな想いが私をして自然にそんな行動を取らせているように思います。

            この世の中のすべての存在が永遠であるはずはありません。
            生物だけでなく、このような美しい光景すらいつ崩壊しないとも限らないのです。
            そう考えると、若いころに自分なりに思っていた
            「生ある限り少しでも自分の人生を色濃く鮮やかに記したい。それが生きた証」
            という人生観は、あながち的外れではなかったのかな、という気がします。

            「どう生きるか」は、いつの時代も人間にとって最大の課題なのでしょうね。
            かつての日本人は「どう死ぬか」で自らの生きざまを顕示しました。
            主君のため、家名のため、あるいは国家のため、自らの命を捧げる、
            そんな時代に生きた人々に、最近よく思いを馳せます。
            もしかしたら、私自身の老い先が見えてきたせいかもしれませんが、
            しかし、自分なりの死生観を持つことは、やはり必要であり、大事なことだと思うのですが、
            皆さんはいかが思われますか?

            話題が辛気臭くなって申し訳ございませんが、
            実はこの春先、親しくしていた友人が急逝してしまったのです。
            3月28日、私が日本に行く直前のことでした。
            10年以上も前に糖尿病から脳卒中を併発して倒れましたが、血の出るようなリハビリの末、
            見事復活して、好きなギャンブル紀行や太平洋に点在する島めぐりを楽しみにしていました。
            今年はビキニ環礁に行きがてら私のいる島にも寄ってくれることになっていました。
            「前期高齢者バックパッカー」と自称する、弁護士とはとても思えない人間臭い人物でした。
            私は彼のそんな人柄が好きで、彼もまた私を大事に思ってくれていたようです。
            前回(4月)の検診時、東京・山王の法曹会館内にある彼の事務所を弔問に訪れました。
            一人黙々と事務所の後片付けをしていた顔見知りの女性に頼んで、
            彼が普段使用していたイスに座らせてもらいました。
            すると、デスクの脇の棚に、私のブログをプリントアウトして綴じたファイルが目に留まりました。
            思わず涙が溢れ出てきました。
            彼は逝きました。でも、私が生きている限りは、私の中に彼の思い出は生きています。
            人の心の中に残る生き方を私はできるのだろうか、
            ふと、そんな思いが頭をよぎりました。

Toshichan.jpg
           
            次回の検診は7月25日と決まりました。
            右下の奥歯が3本脱落してしまったので、今回は歯医者さん通いもしなくてなりません。
            結果は今月末にでも報告させていただきます。
           
           
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shigedako

Author:shigedako
ミクロネシア在住中の2008年6月、66歳のとき排尿困難を機に前立腺がんに罹患していることが判明。グリソンスコア5+4=9、坐骨と両肩に転移、病期D2と診断される。
以後、3~4か月ごとに日本に戻り、ホルモン療法を受けるも、2010年12月、PSA値が再上昇。
現在、南の島の大自然のなかで自己免疫力を高めるべく奮闘中! 

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